カーオーディオ

DSPとは？

「DSP」とは、DSP（デジタル・シグナル・プロセッサー）というユニットの事です。


現代カーオーディオでは、DSPは必須アイテムとなっております。


クルマは、好きな音楽を好きな音量で楽しめる絶好のリスニングルームでありながらも、狭いがゆえに周波数特性が乱れがちで、そしてリスニングポジションが左右のどちらかに片寄るためにステレオの効果が発揮されにくい等の問題も抱えています。
また、現代の車両は、「ディスプレイオーディオ」等の普及・支援システム普及に伴い、スピーカーから出てくる音質がすこぶる劣化しております。

その欠点ともいえる部分を改善するのが、DSPシステムという事です。

DSPを追加すると
「DSP」には主にクロスオーバー、イコライザー、タイムアライメントの3機能が搭載されています。

それぞれの働きは以下のとおりです。

「クロスオーバー」では、それぞれのスピーカーの音楽信号の帯域分割を自在に行え（セパレートスピーカーの鳴り方をコントロール）、
「イコライザー」では車内の周波数特性の乱れを補正でき、
「タイムアライメント」では各スピーカーが発する音の到達タイミングを揃えられます。

結果、車内が良好な音響空間へと変貌します。
そしてサウンドは、より立体的になりリアルになり、感動力も増してきます。

ただ、「DSP」は、数多くの商品が各メーカーから発売されており、それぞれに特徴がありますので、選定に迷われると思います。
それにDSPを付けるだけでは、上記で説明した高音質にはならず、
取付＆サウンドチューニングが必須です。

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